子どもが小学生の間に保護者の管理下で使えるパソコンを用意します。
ChromeOS FlexとGoogleファミリーリンク
今回は中古のノートパソコンを用意してChromeOS Flexをインストールして子ども用Googleアカウントでサインインして利用させます。ChromeOS Flexは Googleが開発しているChromeブラウザだけが起動するOSで、古いパソコンでも高速に動作し最新のセキュリティ対策があり安心して使うことができます。
また、Googleファミリーリンクサービスをつかって保護者のスマホアプリやWebブラウザから子どものパソコンの利用状況を管理できます。
その他の保護者管理サービス
子どものパソコン利用を保護者が管理する方法としては他にも、マイクロソフトのWindowsだとファミリーセーフティ機能が、アップルのMacにも類似の機能が それぞれあります。
パソコンのスペック
中古のノートパソコンを入手するにあたってどのようなスペックを選ぶかを決めます。
OS
OSはChromeOS Flexをインストールしますので何が入っていても問題ありません。
ショップを探すとOS無しの中古パソコンも販売されていますので、OS無しモデルのほうが安く入手できることがあります。
CPU
CPUはパソコンのメインの計算装置です。できるだけ新しく高性能なものが良いです。
Intel社のモデル名ですと、Celeron, Pentium, core i3, core i5, core i7 の順に性能が良くなります。
可能であれば、Intel 第6-第7世代くらいのcore i3またはcore i5が搭載されていればそこそこ快適に使うことができます。
狙い目
マイクロソフト社によるWindows10のサポートが2025年10月に終了します。
それまでにWindows10を使っているユーザーはWindows11にアップデートしなければなりませんが、Intel の第7世代以前のCPUが使われているパソコンはWindows11にアップデートできません。
これからWindows11にアップデートできない中古パソコンは安く売り出されることが予想されます。
メモリ
メモリーは 4GB以上あれば十分でしょう。
できればもっと多いことに越したことはありませんが、現在中古で入手できるノートパソコンでも4GBを下回ることは少なくなっていると思います。
ハードディスク/ SSD
ハードディスクやSSDといった記憶装置は128GB以上あれば良いでしょう。
今回用意したノートパソコン
今回は NECのVersaPro VB-Uというノートパソコンを中古で用意しました。
CPUは第6世代のcore i5、メモリは4GB、ハードディスクは500GB、ディスプレイは13インチで解像度は1366×768ピクセル、WiFi内蔵となっています。
次回からはこのパソコンにChromeOS Flexをインストールしていきます。